サンタ・リタのツリー・トンネル
日本にもどり、時おり思い出す風景がある。
町と町をつなぐ、電柱のない長く広い道。
肥沃な赤土と、そこに息づく人びと。
そして、ツリー・トンネル。
穏やかな時間
トリニダート遺跡②
トリニダート聖堂の門には聖人が掘られている。
気付いたことがある。
左の石像の上半身だけが砕かれている。
これだけではなく、トリニダート遺跡の石像の首はみな破壊されて取られている。
顔は無残にその場に落とされたままだったのだろう。
けれども、門扉にある 右の石像だけ全身が残されている。
この像をよく見ると、剣を持っている。
ヘスス遺跡の門扉を考えて見るならば、おそらく、反対側には鍵をもった聖人が立っていたことだろう。
と、するならばこの聖人は何者なのだろう。
侵略者たちは何を思い、この聖人だけをのこしたのだろう。
かつての強化村の模型があった。
100年以上も建立していたのだ。
グアラニー人の埋葬
当時、ヨーロッパでは有色人種が人間かどうかの議論が本気でなされていた。
ありえない。
イエズス会の創設者
IHSはイエズス会のシンボルだ
いたるところに紋章がある。
一つ一つの紋章に興味がそそがれる。
トリニダート遺跡①
兵どもの夢のあと
南米の宣教の歴史ってあまり知らない。
日本の歴史すらあやしいのに、パラグアイの歴史となるともう手付かず。
でも記憶のフックがあった。
ロバート・デニーロ主演の「ミッション」という映画だ。
滝に流される宣教師の画は鮮明にのこっている。
改めてこのミッションを観てからパラグアイに行った。
大人になって観ると違う視点で見れるから面白い。
イエズス会は理想郷を求めて1606年にはパラグアイへ宣教のために渡った。
そして1707年には30の教化村と10万人のグアラニー人が共に過ごす共同体を造りあげ、100年の泰平を築いた。
そこでは住民はみな平等で食べ物や財産を分け合い、楽器が奏でられていた。
理想郷は完成したと 言ってもいいだろう。
それならば成功だろう。
けれども、地上において永遠はない。
イエズス会は、奴隷化を進めようとするポルトガルと対峙し、グアラニー人と共に戦うことを選択する。
国と戦うのに勝算などはなかっただろう。
敗者の矜持ではなく、理想を抱くならばそれでも戦わなければならない時がある。
遺跡はそうした事柄を教えてくれた。
いまは鳥の理想郷。
ヘスス遺跡
パラグアイの世界遺跡は3つある。
トリニダー遺跡が一番有名。
でも、二番手のヘスス遺跡ってのがある。
パラグアイでクリスチャンになったある人は、ヘスス遺跡を観て入信したんだって。
そうなんだ。
そう、聞いて おとずれると感慨深い。
思い返してみればヘスス遺跡には、確かに神聖な聖さがあった。
ヘスス遺跡にて
平田先生はプロのカメラマンでもあるんだ。
手広くやられて、しかも結果を残せるってすごいな、と思う。
さて、これがヘスス遺跡!
聖堂の入り口。
その両脇に紋章がある。
よく見てみよう。
これが右側
教皇の下に武力?がある。
これが左側
教皇の下に、おそらく天国を開く鍵があるのだろう。
イエズス会の強さを象徴している紋章だと思う。
この大聖堂が完成されていたならば、荘厳なミサがひらかれたのだろう。
今は鳥の休み場となっている、ヘスス遺跡。
素晴らしい
知花スガ子先生
知花スガ子先生。
たいへんお世話になりました。
ピラポのフリーメソジスト教会なんだ。
へぇ。
じつは僕もメソジストの牧師です。
そう考えると、地球の裏側でつながるのは奇跡だな。
やっぱりさ、メソジストだ、となると、礼拝のプログラムも似ているんだな、これが。
なんか、ホッとするもの
この時のピラポ教会
で、新しい教会を建設予定。
このピラポの教会の裏に建てるんだって。
へぇ。
でもその教会献堂とは入れ替えに知花先生は日本へ帰国されるらしい。
本当にお疲れ様でした。
尊い働きですな。
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ピラポの宿
朝、起きてみると 緑の中に 横たわるレンガ建ての平屋であった
昨日の平田先生も大変だったが、プリウスも頑張ってくれた。
貴重な車
夜も 遅くに到着したのに知花先生は宿だけではなく、
朝食の準備や生活用品など 必要なものを揃えてくださった。
感謝
ここ。前自由メソジスト教会が使用していた礼拝堂でした。
それにしては、他の設備が整っている。
もしかして、日本人のピラポ開拓団の寄宿舎だったのだろうか。
しまった。
シャワーの写真を撮るのをわすれた。
頭上の容器に水を溜めて、線を引くと水が落ちてくる仕掛けだったな。
超アナログな感じの シャワー
それでもシャワーを使いたかったんだな、と 関心した
改めて 宿を撮影
こうした木材を使用した清潔で整ってる感じ。
メソジストっぽい笑
昨晩は、夜も遅くに到着して、本棚に古い「100万人の福音」があったから平田先生と一緒に 開いて読んだんだ。
懐かしい名前とか、知っている人の名前とか。
誰かいないかなぁ、なんて、ふたりで角を突き合わせて読んだんだ。
遠く離れた土地で こうして繋がれることの大切さを改めて感じた。
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