トリニダート遺跡②
トリニダート聖堂の門には聖人が掘られている。
気付いたことがある。
左の石像の上半身だけが砕かれている。
これだけではなく、トリニダート遺跡の石像の首はみな破壊されて取られている。
顔は無残にその場に落とされたままだったのだろう。
けれども、門扉にある 右の石像だけ全身が残されている。
この像をよく見ると、剣を持っている。
ヘスス遺跡の門扉を考えて見るならば、おそらく、反対側には鍵をもった聖人が立っていたことだろう。
と、するならばこの聖人は何者なのだろう。
侵略者たちは何を思い、この聖人だけをのこしたのだろう。
かつての強化村の模型があった。
100年以上も建立していたのだ。
グアラニー人の埋葬
当時、ヨーロッパでは有色人種が人間かどうかの議論が本気でなされていた。
ありえない。
イエズス会の創設者
IHSはイエズス会のシンボルだ
いたるところに紋章がある。
一つ一つの紋章に興味がそそがれる。